もしかして経済的DV?生活費を渡さない&家計管理が厳しすぎる夫に注意

  • 2018.07.23
  • DV
もしかして経済的DV?生活費を渡さない&家計管理が厳しすぎる夫に注意

経済的暴力ってご存知ですか?

身体的暴力、精神的暴力、性的暴力と4タイプあるDVの中の一種で、文字通り経済面で配偶者に圧力をかけ、追い詰めていく行為です。

「ケチだけどお金にしっかりしている」と見える部分もあるので、経済的DVを受けている本人も気が付かないケースも多いのですが、必要以上にお金の使い方を縛られることは、周囲との関わりを含め自分の自由を奪われることに繋がりかねません。

あなたは大丈夫?経済的DVのあるある7選!

経済的DVが起きているのは、主に妻が専業主婦の家庭。妊娠中や出産後、義両親の介護など、妻が働きに出られない状況になったときに、経済的DVが始まります。夫の収入でやりくりするので、金銭的な上下関係ができるのがきっかけになるのでしょう。

結婚している以上、夫の収入は家族のためのものなのに、妻だけが我慢を強いられて追い詰められていくのも腑に落ちない話です。

どういう行為が経済的DVなのかをまとめてみました。

生活費は、明らかに足りない金額しか渡さない

世帯ごとに年収や家族構成が違うので「いくら渡さないと経済的DV」と線引きはできないのですが、お金に余裕があるにも関わらず、明らかに足りない額の生活費しか渡さないのは経済的DV。

妻が足りないと訴えると「やりくりが下手だ!」「どうして足りないんだ!」と怒り、まともに話を聞いてくれなかったりします。不足を訴えるたびに嫌な顔をされると、追加でお金をもらうこと自体プレッシャーになってしまいます。

お金の使い道を細かくチェックする

食器洗いのスポンジから洋服に至るまで、とにかく新しいものを見つけたら「これ新品?」「いつ買ったの?」「いくらだった?」「どうして買ったの?」などと細かく指摘!買い物の都度、レシートをチェックされて買った理由を説明する生活を続けると、買い物すること自体ストレスになってしまいます。

中には、化粧品や生理用品にまで口を挟む夫もいるのだとか。

夫が家計を管理し財産状況も隠す

妻がお金の管理が苦手……などの理由で、夫が家計を握っている家庭はありますが、問題なのは「夫が給与明細を見せない」「財産を把握させたくない」ケース。

夫の収入が不明だと「生活費はこれ以上使えない」のか分かりませんし、お金に余裕があったとしたら、それらがどう使われているのか、貯金ができているのかも不明。そもそも、夫婦で将来設計の話ができる状況ではありません。

また、共働きの場合でさえも、妻の稼ぎまで夫が管理をしたがるので、妻はいつまでも自分で自由に使えるお金が持てません。

妻を働きに出さない

「俺の稼ぎで食べさせてやっているんだ!」と金銭面で上下関係を作りたいがために、妻が働きに出ようとするのを徹底的に拒否するタイプ。足りない生活費をこっそりパートに出ようものなら、キレまくります。

もちろん、お金に余裕があれば専業主婦も楽しいものですが、多くの場合は夫の経済的DVによって心身ともに疲弊してしまうほど厳しいやりくりをさせられるのです。

無断で借金&ローンを組む

自分で稼いだお金は自分のもの!とばかりに、妻には無断で大きな買い物や借金をしてくるタイプもいます。ある日突然、駐車場に見知らぬ車が置いてあったと思ったら、夫がいつの間にか買っていた……なんて話もあります。

貯金などを無断で持ち出す

なんの相談もなしにローンを組まれるのも困りますが、妻の貯金や子供の児童手当まで勝手に持ち出して自分の趣味に使われるのも困りますよね。中には、土地や建物の権利書を担保に借金をした信じられない夫もいるようです。自分のお金は自分のもの、妻や子供のものは自分のもの……とでも思っているのでしょうか。

家の貯金や大切なものすら無断で持ち出すようであれば、大切なものは避難をさせましょう。

妻が自由になるお金がない

夫から毎月決まった額の生活費を渡されていても、大抵はギリギリか赤字でのやりくりです。また、中には「支払いはすべて引き落とし。日用品や食料品はすべて夫と一緒に買い出し」となっていて、手元に現金を持っていない場合もあります。

こうなると、妻は友達とのお茶やランチはもちろん、美容院にも行けない状況。コンビニでお菓子すら買えません。

「働いていないんだから、お小遣いなんて必要ないでしょ」という夫の不条理な理屈のもと、引きこもりがちになり周囲から孤立してしまいます。

いかがですか?あなたは、夫から上記の行為を受けてはいないでしょうか。夫は単なるドケチなわけでも、あなたのやりくりが下手なわけでもありません。紛れもない経済的DVです。

「オレの稼ぎで食べさせてもらっているのに」「働いていないんだから、お金はいらないだろ」などの考え方を見るに、経済的DVはモラハラとセットになっているようにも思えます。

念のため、下記のモラハラの解説ページも参照してください。

経済的DVの対処法。夫と向き合う?それとも離婚?

夫から経済的DVを受けていると自覚したら、次はどうやって今の事態を解決するか?です。

子供が大きくなれば、さらにお金はかかりますし、マイホームの問題、お互いの老後のための貯金など、将来設計も立てていく必要があります。そして何より、自分自身のためにもお金を使いたいですよね!

経済的DVで身動きが取れない状況が続くとなると、何もできないままです。

数字的根拠を示して徹底的に話し合う

夫本人が悪意なく経済的DVを行っている場合もあります。ずっと実家暮らしで必要な金額が分かっていない人、ひとり暮らし経験があってもひとりのときはその金額で済んでいたetc。

また、女性の化粧品や美容院代をまったく想定していないケースもあります。

男性は、数字的な根拠を示せば、案外すんなりと理解をしてくれたりするので、月々の生活費がいくらかかるのか、レシートとともに資料を作成して(面倒ですが……)、それを元にじっくり話し合いましょう。

両親や友達など第三者に聞いてもらう

両親や兄弟姉妹、信用できる友達に話を聞いてもらいましょう。

もしかすると、あなたや子供の身なりを見て、すぐに察してくれるかも知れません。服が買えない、化粧品や美容院に行くのもままならない状況なら、見るからに以前とは違うわけですからね。

また、あなたが夫のマインドコントロールから抜け出せないままでいたとしても、話を聞いて経済的DVを受けていると指摘をしてくれるでしょう。

両親や友達に話しにくいときは、内閣府のDV相談ナビ(全国共通 0570-0-55210)に電話をかけてみることをおすすめします。

本気を示すために家を出る

話し合いをしても改善しないときには、思い切って家を出てみるのもあり!

夫は恐らく「あいつはお金を持っていないし仕事もしてない。俺がいないと生きていけないはず」とタカをくくっています。あなたがアクションを起こしたことで「自分が変わらなきゃ、本気で逃げられるかも!」と思い直してくれる可能性はあります。

ただし、家出したのに夫が何の行動も起こさないようなら、早く見切りを付けましょう。心身がボロボロになってしまう前が離婚の決断時です。

仕事への復帰に不安がなくて実家の支援を受けられるのなら、すっぱりと離婚してしまうほうが良いかも知れません。もちろん、話し合いで解決するのがベストではありますが、DVが治らない&話し合いをしてもすぐに元に戻るようなら、あなたが疲れ果てるだけ。

経済的DVの夫のもとで、ビクビクしながらギリギリの生活をするよりも、離婚を選んだ方が心身ともに豊かな生活が実現するはずですよ。