妻がパパ活でお小遣い稼ぎ?不貞行為があれば浮気同等の対応を

妻がパパ活でお小遣い稼ぎ?不貞行為があれば浮気同等の対応を

パパ活ってご存じですか?

今さら説明の必要がないほど、すっかりメジャーな言葉になりましたよね。最近では、ママ活、兄活、姉活と類似の出会いが増えて、わけが分からないような状況にもなっていますが……。

さて。パパ活といえば、20代前後の容姿端麗な女子大生のイメージですが、今や主婦のパパ活も珍しくありません。

「主婦といっても、せいぜい20代の若い人だけじゃないの?」と思いきや、30代、40代と高めの年齢層も活動している様子。さすがに50代は聞いたことがありませんが、アラフォー主婦までパパ活OKとなれば「うちの妻なんて相手にしてもらえないでしょ」なんてタカをくくっているわけにもいきません。

もちろん、年齢とともにお小遣い相場は下がっていきますが、それでも需要はあったりするのです。

そもそも人妻に需要がある理由

男性目線で考えれば、わざわざ高級店に連れて行ったりお小遣いをあげるなら「若くてキレイな子のほうが良い」と思いますよね。そんな中で主婦が選ばれるのは、20歳前後の女子大生と比べて安心感があるからです。主な理由としては下記。

  • 結婚しているだけあって、落ち着きや礼儀がある
  • 奢ったりお小遣いをあげると、感謝してもらえる
  • 同世代、同世代に近いので会話が弾んで楽しい

若い女性とデートを重ねるにつれ、奢ったりお小遣いをもらうのが当たり前のような振る舞いをされれば、やっぱり気分が悪いでしょう。また、ジェネレーションギャップで会話があまりにも合わないと、デート時間が窮屈に感じるようになります。そういった意味でも、パパ活業界では主婦層に一定の需要があるというわけ。

とはいえ、独身のピチピチ女子大生と主婦とでは、パパから得られる対価に大きな差が出てきます。

「結婚している」「子供がいる」と馬鹿正直に明かすとパパに足元を見られてしまうので、既婚であっても独身&シンママと偽って活動する人も少なくありません。

人妻の場合は肉体関係へのハードルが下がる

主婦がパパ活をする際の問題点といえば肉体関係です。

夫がいるにも関わらず継続して肉体関係を持つことは、当然ながら不貞行為となります。ところが、パパ活は「男性(=パパ)とのお食事やデートに付き合う変わりにお小遣いをもらう。肉体関係を対価としない」のが原則。リスクはないと判断して手を出す主婦も多いはずです。

ところが、パパである男性も相手が旦那持ちとなると「大人だから分かるだろ?」とばかりに、独身女性に対してよりも強引に肉体関係を迫ってきます。「旦那や子供にばらすぞ」「会社や近所に言いふらす」などと脅されて、肉体関係を持たざるを得ない状況に追い込まれることもあります。

もちろん、パパ側はいかなる相手に対しても下心は持っているものですが、相手が主婦となるとハードルが一気に下がるというわけです。

夫がいるのにパパ活をする理由はコレ

「普段行けないような高級レストランに行けるから」「デートするだけでお小遣いもらえてラッキー!」など単なる好奇心もあれば、悲しいかな「生活費を稼ぐため」という切羽詰まった理由も多いようです。容姿に自信がある場合は「自分の価値をパパ活で確認してみたい」というのもあるかも知れません。

そうそう。「パパとデートすると、女性として扱ってもらえるから嬉しい♪」なんて理由も!

また、パパ活の良い面がクローズアップされるようになり、デートしてお小遣いがもらえる=パートするより稼げる=おいしい思いができる……と軽く考えてしまう主婦も少なくありません。確かに、大変な思いをしながらコツコツ時給を積み上げるより、非日常的な体験ができてお小遣いがもらえたほうがメリット大ですからね。

何しろ最近は、パパ活専門の出会いサービスやアプリが多数あるので、都心に住んでいるほどパパ探しも簡単です。地方住みであっても、出張時限定でのデートであれば十分活動できてしまいます。

妻がパパ活をしているかどうかをチェックする方法

例え結婚して子供がいたとしても、年代や住所を問わずパパ活ができる!というお話をしてきました。では、妻が本当にパパ活をしているのかを確かめるにはどうしたら良いでしょうか?方法としては、定番ではありますが下記を試してみてください。

スマホをチェックする

妻のスマホにパパ活アプリが入っていないかチェックしてみましょう。アプリではなくWeb版を使っている場合もあるので、ブラウザのお気に入りや履歴も確認してください。有名どころのパパ活サービスは、下記のとおりです。

  • ペイターズ
  • ユニバース倶楽部
  • シュガーダディ

パパ活専門サービスではなく、あえて出会いサービスやアプリを使っている人もいますし、パパ活&出会いとあらゆるアプリに登録をして複数アプリに登録している人もいるので、しっかりチェックしましょう。

妻が利用しているサービスに登録をして、プロフィールを探してみるという手もあります。

顔写真は良いパパに出会うための必須アイテムなので、身バレしにくい程度に加工して掲載しているはずです。これなら、妻のプロフィールもすぐに見つかるはずですよね!見つけたら、証拠のためにスクリーンショットを撮って保存しておきましょう。

男性の場合は、サービス利用に会費が必要になります。

うっかりクレジットカード決済をして、利用明細から潜入調査のためのパパ活サービス利用が妻にバレると「あなた!パパ活していたの!」なんて事態が複雑化する可能性もあるので、くれぐれも気を付けてください。

通帳や家計簿、借金をチェックする

パパ活は食事やデート代を奢ってもらうだけでなく、お小遣いをもらうのが定番。女子大生の中には、毎月結構な額のお手当をもらう人がいるようですが、主婦の相場はデート1回につき1~2万円といった感じでしょう。もちろん、同じ主婦であっても年齢や容姿、パパの経済力によって大きく変わってきます。

お小遣いは、妻がどこかにヘソクリしているはずなので、妻名義の通帳を調べて入金状況を見てみましょう。パパから通帳に振込まれるケースもあれば、デート当日に現金をもらって自分で入金している場合もあります。

生活費に消えている可能性もあるので、家計簿も要チェック。また、妻にはカードローンなどの借金はないでしょうか。主婦に限らず、借金返済のためにパパ活を始める女性は多いので、このあたりも探ってみる必要があります。

お金まわりで怪しい動きがないかをしっかり確認してください。

服装や持ち物をチェックする

パパの中には、女性を喜ばせたくてプレゼントをしたり、可愛くおねだりされるとついついプレゼントしたくなってしまうタイプの男性がいます。パパ活指南サイトには「上手なおねだり方法」も解説されていますし、実践している人も多いことでしょう。

プレゼントされるものとしては

  • 洋服、着物
  • ブランドのカバン
  • お財布
  • 高級コスメ

あたりが多いようです。

妻の服装や持ち物に変化はありませんか?

自分がプレゼントしたことがないアクセサリーやバッグ……特に、今までの妻のお小遣いでは、なかなか手が届かないようなブランドものを持つようになっていないでしょうか。

妻が昼間限定でこっそりパパに会っている場合は、どんな服装で出掛けているか気づきにくいもの。妻が留守をしているときに、クローゼットの中を見て、変わったことがないかをチェックしてみてください。

妻がパパ活をしていたときの対処方法

一口に「妻がパパ活をしていた!」といっても、パパ活未遂なのかパパである男性とすでに肉体関係を持ってしまっているのか、また、夫婦関係を継続するのか、これを機に離婚をするのかで対処方法が変わってきます。

特定パパが見つかっていない

パパ活アプリや出会い系サイトでパパを探している形跡はあるものの、特定の相手が見つかっていない。あるいは、パパ候補の男性とメッセージ交換のみであれば、まだまだパパ活未遂。

妻には、パパ活アプリの利用に気付いてしまったことを伝えて、以降の活動を一切止めるよう話し合いましょう。妻によっては、うまく言い逃れてほとぼりが冷めた頃にパパ探しを再開……なんてことも考えられるので、話し合った後も注意深く観察しておくことをおすすめします。

特定パパと食事&デートをしている

妻がすでに特定パパを持ち、食事やデートをしている場合。

発覚した時点で肉体関係に至っていなければ、夫婦話し合いの上、相手との面談や書面にて「今後、連絡を取り合わない」ように申し入れをしましょう。誓約書へ署名してもらう方法もあります。もちろん、これは相手の素性が明らかになっていることが大前提!相手に脅迫と捉えられないよう、冷静な対応が必要です。

肉体関係がなければ不貞行為未遂の状況なので、パパである男性に対して慰謝料を請求することは困難です。また、特定パパとの数回のデートはしたものの肉体関係がなければ、民法770条の「不貞行為や婚姻を継続し難い重大な事由」とまではいかないので、離婚が認められるのも難しいと思ってください。

特定パパとすでに肉体関係がある

パパである男性との肉体関係を匂わせるメールやLINEなどを見つけたら、まずは決定的な証拠の確保を急ぎましょう。興信所や探偵事務所に依頼するのがてっとり早いのですが、費用の関係もあるでしょうから、可能な範囲まで自力で調査して以降は探偵に任せる……などもありです。

継続して肉体関係があれば、単なる不倫&浮気でしかありません。

離婚一択なら、妻とパパである男性に慰謝料請求ですね。

夫婦関係再構築の意思があれば

  • 相手男性に妻との接触中止を求め慰謝料を請求
  • 一旦別居して妻と相手男性の双方に慰謝料を請求

などが考えられます。

ここで注意しておきたいのは、妻が独身を偽ってパパ活をしていたとき。相手男性は「妻が独身だと信じ切っていた」「どう考えても、妻は独身だと疑いようがない」状況になってしまうと話が変わってきます。

いずれにせよ、肉体関係があった場合はパパ活なんて言葉で片付けられません。理由はどうあれ、浮気である不倫ですから「妻がパパ活をしていた証拠」「不貞行為の証拠」の用意をして、有利に進められるよう弁護士に相談することをおすすめします。