電車やバスに乗るときに便利なICカード、浮気調査に使えるって知ってました?
日頃、通勤などで頻繁に電車を使う人は分かると思いますが、ご存じない人のために簡単に説明すると、切符を購入しなくてもキャッシュレスで電車に乗れるカードのこと。改札でこのカードをピッ♪とするだけで乗り降りできちゃいます。
下記10種類のうちどれか1つ持っていれば、それぞれの鉄道会社の相互利用ができます。
- Kitaca(キタカ)JR北海道
- Suica(スイカ)JR東日本
- PASMO(パスモ)首都圏私鉄
- TOICA(トイカ)JR東海
- manaca(マナカ)名古屋私鉄
- ICOCA(イコカ)JR西日本
- PiTaPa(ピタパ)関西私鉄
- SUGOCA(スゴカ)JR九州
- nimoca(ニモカ)西日本鉄道
- はやかけん 福岡市交通局
利用日や乗降駅&乗換駅まで簡単に分かる
どの交通系ICカードも、利用履歴が取り出せます。
利用日はもちろんのこと、どの駅から乗車してどこで降りたのか、どの駅の改札から乗り換えたのかなど、利用履歴で一目瞭然というわけ。仕事の外回りなどで使うことを考えると、履歴を取り出せないと交通費の清算問題もあったりで当然の機能ではあるんですが、実はこれ、浮気調査にも使えちゃうんです。
例えば、パートナーが「仕事が忙しいから、休日出勤するよ!資料作成を片付けなきゃ」と言っていた日、浮気相手とデートに出かけていたとしたら、利用履歴がすべてを明らかにしてくれるでしょう。
駅員に「スイカのサーバから利用履歴を削除を消して!」と依頼しても100%無理なので、証拠隠滅の悪あがきはできません。怖いですね、利用履歴。
各社の利用履歴数は何件?いつまで遡れるの?
次に気になるのは、過去どれだけ遡って履歴が取り出せるのか&印刷できるのかという点ですよね。
下記に、各社の利用履歴の印字件数をまとめてみました。
Kitaca(キタカ) | 26週以内、直近20件まで印字可能 |
Suica(スイカ) | 26週以内、直近20件まで印字可能 |
PASMO(パスモ) | 26週以内、直近20件まで印字可能。一部の鉄道事業者では直近100件OK |
TOICA(トイカ) | 26週以内、直近20件まで印字可能。エリア内駅の改札口係員手続きで50件OK |
manaca(マナカ) | 26週以内、直近20件まで印字可能。カード取り扱い窓口で100件OK |
ICOCA(イコカ) | 26週以内、直近20件まで印字可能。エリア内駅の改札口係員手続きで50件OK |
PiTaPa(ピタパ) | 直近20件、または過去6ヵ月分を印字可能。生年月日の入力が必要 |
SUGOCA(スゴカ) | 26週以内、直近20件まで印字可能 |
nimoca(ニモカ) | 直近20件まで印字可能 |
はやかけん | 直近20件まで印字可能 |
PiTaPa(ピタパ)の場合は、本人確認のため生年月日の入力が必要なのですが、パートナーの生年月日は分かるので問題ないですよね!
実際に利用履歴を取り出してみる
次に、スイカやパスモの利用履歴の取り出し方を説明しましょう。
利用履歴の取り出し方法は、「窓口」「券売機」「スマホ&パソコン」の3つがあります。
窓口
最も簡単なのは、窓口で印字を依頼すること。
パートナーのスイカやパスモを差し出して、駅員さんに履歴の印字を依頼するだけで、何の手続きもいりません。普段電車になんか乗らないから、券売機の使い方が分からない!といった人は、駅員さんに依頼するほうが早いです。駅名を含む詳細な履歴は、利用エリアでの印字が必要なので注意しましょう。
券売機
2つめ目の方法は券売機。券売機を使い慣れている人なら、難しくはありません。
券売機にICカードを入れたら、画面の下部にある「履歴印字」ボタンを押すだけ!しばらくすると、印字されたものとカードが出てきます。こちらも窓口同様、駅名を含む詳細な履歴が必要な場合は、ICカードの利用エリアで印字しておきましょう。
スマホ&パソコン
窓口や券売機は簡単なのですが、わざわざ駅まで出かける必要があるので面倒ですよね。パソコンやスマホを使えば、自宅でも履歴を取り出せます。
Android
AndroidでNFCに対応済なら、利用履歴をチェックできるアプリを入れるだけでOK。使い方はとても簡単で、アプリを起動せずに交通系ICカードをスマホにかざすだけでアプリが起動して履歴が表示されます。AndroidはNFCを搭載している機種が多いので、Android使いならぜひお試しを。
ICカードリーダーアプリ
iPhone
iPhoneもNFCには対応をしているものの、Androidのように交通系ICカードの情報を読み込むアプリがないんですよね……。iPhoneを使う場合、今のところSONYのカードリーダー/ライターのPaSoRi(パソリ)購入&専用アプリの「パソリユーティリティ」の組み合わせ一択です。
スイカ対応とありますが、パスモやイコカなど他のICは「認識する」「ダメだった」等イマイチな感じなので、スイカ以外を利用している場合は慎重に考えたいですね。
パソコン
NFC対応パソコンならいわずもがな、非対応でもICカードリーダーを購入してUSBで繋ぐだけ。
こちらも、SONYのICカードリーダー/ライター PaSoRi(パソリ)を筆頭に2,000円~5,000円程度とさほど高くないですし、楽天EdyやWAONなどチャージや決済もできるので、購入を検討する価値はありますよ。
パートナーのスイカ&パスモを持ちだす方法
ここで問題。パートナーが使っているスイカ、パスモをどうやって持ち出すか?です。
交通系ICカードは、定期入れに入れている人も多いですし、スマホや財布に比べるとガードは緩め。パートナーが寝ている隙にカバンなどから持ち出して調べるのが一番手っ取り早い方法だと思います。調査が終わったら、しれっと元に戻しておけばOK!
仕事に出かけるとき以外、ICカードを持ち歩かない習慣のパートナーなら簡単ですよね。
ただし、駅で利用履歴を印字する場合は、どうしても往復する時間がかかってしまうのと、まさか夜遅くに抜け出して印字に出かける……というわけにもいかないので注意が必要です。
日頃の言動と利用履歴で矛盾点が丸分かり♪
スイカやパスモなど交通系ICカードの利用履歴だけでは浮気の証拠としては弱いし、それだけで浮気確定できるようなものでもありません。でも、パートナーの行動パターンを把握できるのはかなり大きいんです。
例えば、パートナーが「会社の人と飲み会に行ってきた!」と言っていた日に、会社から離れた駅で乗り降りしていたら怪しいですし、残業のはずが毎週決まった曜日や時間帯に特定の駅を利用するなどなど。行動パターンが読めてくれば、次の段階で「興信所&探偵事務所に依頼」となっても調査時間削減=コスト削減に繋がります。
もう1つ大切なのは、パートナーの浮気を疑い出したら、日々の言動を記録しておくことですね!取り出した利用履歴と照らし合わせれば矛盾点が明らかになり、浮気調査がスムーズに進むこと間違いありません。