自分で徒歩尾行!電車やバス、タクシー乗り換えでも見失わない方法とは

自分で徒歩尾行!電車やバス、タクシー乗り換えでも見失わない方法とは

徒歩で尾行するといっても、パートナーが途中で電車やバスなど公共交通機関を利用したり、タクシーに乗車することもあります。このページでは、途中で別の交通手段に切り替えた場合の対処法をお話ししたいと思います。

電車やバス利用を想定して準備しておくもの

Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)など交通系のICカードに、あらかじめチャージをしておきましょう。チャージが不足していると、手続き時にパートナーを見失ってしまう可能性大です。移動する距離が長いのか短いのか分からないので、ある程度長距離の移動になっても大丈夫なように、十分な金額をチャージしておきます。

また、路線バスは交通系ICカードに対応していないケースもありますし、地方の場合はJRであってもICカードが使えない路線があるので、小銭も用意をしておいたほうが安心ですね。

尾行をしたら、浮気相手と旅行だった!なんてことも考えられるので、遠距離移動に備えてクレジットカードも所持しておきましょう。

電車やバスを使った尾行方法

電車やバスは、ある意味狭い空間の中での監視になるので、パートナーとの距離感やポジショニングを間違えると、見失ったり目があってしまったりするリスクも高くなります。

電車の場合

駅構内や改札での動き

まずは、尾行対象者であるパートナーが切符を購入するかどうかを確認してください。乗車券売機で切符を購入しているようなら、料金ボタンを押す様子が見える程度の距離を保ちます。交通系ICカードで改札を通過する場合は、パートナーが改札を完全に通過した後で追いかけます。

駅構内の移動は、ホームまで階段かエスカレーターのいずれかを利用する人が大半だと思いますが、階段の場合は自分から見てパートナーを斜め上か下に見るような位置をキープしてください。もちろん、真後ろだとバレるリスクも高まるので、できるだけ間に人を挟むのがベスト

パートナーがエスカレーターを利用した際は、併設されている階段を使って尾行した方が見失い防止になりますが、エスカレーターしか設置されていなければ、他の通行人を2~3人ほど間に挟むようにしましょう。
駅構内が混みあうラッシュ時は、あまり距離をあけずに通行人で壁を作りながら、見失わないよう後をつけてください。

乗車位置は混み具合で判断

パートナーが電車に乗り込んだ後、混み具合に応じた最適な場所に乗り込みます。

ガラガラの電車の場合、同じ車両に乗り込んだらあっという間に尾行がバレてしまうので、隣の車両に乗り込んでパートナーを見失わない位置で様子を見守ります。空いているときには、ドア2つ分離れた位置をキープ。立っている他の乗客を目隠し代わりに使いましょう。

通勤時間帯のラッシュ時など混んでいるときは、離れすぎてしまうとパートナーをあっという間に見失ってしまうので、同じドアから乗り込むのが鉄則です。場合によっては、パートナーと接近してしまう可能性もありますが、そわそわせずに普通にしていれば大丈夫です。不自然にもぞもぞ動いていると、不審者に思われて逆に目立ってしまいます。

電車に乗った際に、スマホの操作に夢中になる人は多いと思うので、パートナーも浮気相手とのやりとりのためにスマホばかり見ているかも知れません。その場合、真後ろの位置にいればやりとりの内容までチェックすることもできそうですが、無理にスマホを覗きこもうとしない方が賢明です。

また、電車がトンネルや地下に入った場合&夜間などは窓ガラスに自分の姿が映ってしまうので、目があったりしないよう体の向きに注意してください。

バスの場合

料金支払いの仕組みに注意

バスの場合、全区間均一料金を採用している路線と、乗車区間によって料金が変わる路線があるので注意が必要です。

均一料金のバスは、基本的に前から乗車して料金は先払い。出口はバスの後方です。乗車の際に料金を支払っているので、パートナーが降車した際もスムーズに尾行ができます。

問題は、乗車区間ごとに料金が変わる路線の場合。

このタイプは、バスの後方の扉から乗車をして、降りる際に区間ごとに設定された料金を支払います。支払いの際、自分の前にもたもたしている乗客がいると、そこから動けなくなってしまうのが最大のネック!降車時の料金を支払う段になってようやく小銭に両替する人もいれば、ときどき一万円札しか財布に入っておらず、運転手に両替を依頼する……なんてケースも。

まさか、その乗客を追い抜いて先に料金を支払い、先に降りてしまったパートナーを追いかけていくこともできません。もう運としか言いようがないので、これがきっかけで見失ってしまったら、その日の尾行はここで諦めるしかないでしょう。

乗車位置はパートナーより後方に

尾行対象者であるパートナーの後から乗車して、できるだけパートナーの位置よりも後方をキープするようにします。電車とは異なり、混雑時は通路も狭く移動しにくいので、場合によってはパートナーよりも前の位置になってしまうので注意しましょう。

また、終点まで乗車するならともかく、途中のバス停で下車するときは降りる人が少ないことが良くあります。そういった場合は、パートナーに続いて降車するのではなく、少し時間をあけてゆっくりと降りるようにしましょう。

尾行対象者がタクシーに乗り込んだ場合

プロの探偵すら嫌がるのが、タクシーの尾行です。タクシー乗り場から乗車するならまだしも、道を歩いていて突然タクシーを拾われると本当に厄介!バス停でバスに乗ろうとして本数が少なかったり、次のバスまで時間があいてしまうときなどにありがちな行動です。

通りでタクシーを拾われてしまったら

通りを歩いていたパートナーが、手を挙げてタクシーを拾った場合はどうしたら良いでしょうか。

都心などタクシーが多く走っているような場所なら、パートナーがタクシーを探しているようなそぶりを見かけた時点で、先にタクシーを拾います。空車が2台続いて来ていれば、後続のタクシーに乗るようにします。

交通量が少ない場所や地域だと、すぐにタクシーを拾うことが困難な場合がほとんどなので、パートナーが乗車したタクシー会社の名前やナンバーを控えておいてください。写真を撮るものおすすめです。タクシー会社やナンバーなどが分かれば、後から問い合わせをして、パートナーがどのあたりで降りたのか聞き出せますからね!「○時頃に乗車した人が忘れ物をしたので届けたい」など、お店の店員などを装うと良いでしょう。

タクシー乗り場からの乗車なら後続のタクシーに乗り込めば良いので、通りでタクシーを拾われることを思えば尾行しやすいと思います。

運転手にはどう説明すれば良い?

ところで、タクシーの運転手には、どうやって説明すれば良いでしょうか?

「前の車を追ってください」大体はこれで察してくれますが、運転手を味方に付けて頑張って追いかけてもらえるよう「パートナーが浮気をしているようで、自分なりに調査をしている。後を追いかけて欲しい」と正直に伝えましょう。もちろん、こと細かに教える必要はありません。

また、お金を前払いしておくことも大切ですね。

尾行は目的地がはっきりしないため、一体どこまで追いかければ良いのか運転手も心配になりますよね。まずは、乗車した時点で3,000円~5,000円程度お金を渡しながら状況を説明して、後は料金メーターを見ながらお金を追加していきましょう。タクシーを降りる際には、おつりを貰わずにチップとして渡す心意気も大切ですよ。

運転手も人間なので、「金銭面で損しない」ことをアピールしつつ情に訴えかければ前向きに協力をしてくれます。ただし、とはいってもスピード違反や信号無視、急な車線変更など事故に繋がりそうな無理なお願いは禁物です。